2015年3月24日火曜日

[KR] R35 GT-R과 991 포르쉐 터보S, 얼마나 더 빨라질 수 있을까?

R35 GT-R과 991 포르쉐 터보S의 순정들간의 싸움이 격화되고 있습니다.
완전 순정상태로도 그럭저럭 빠르기는 합니다만, 드래그 전용 타이어와 알콜연료인 E85로 한계까지 출력을 뽑아 올리고 있는 모양입니다.

Youtube상에서는 R35 GT-R이 9.66초, 991 Porsche turbo가 9.986초로 나타납니다.

과거 드래그레이스에서 9초대 진입은 그야말로 '꿈'과 같은 기록이었습니다.

일본튜너들 간에도 시판차량으로 9초대 기록이 없으면 가입조차 안 되었던 것이 RH9(Record Holder 9)으로, 그 로고가 붙어있는 것 만으로도 겁나던 시절이 있었을 정도였으니까요...

그런데, 서스펜션 세팅과 부스트업 만으로도 순정 부스트업이 차량이 9초대에 속속 진입하다니.....무시무시한 시대가 되었네요.


 
 
 

[JP] R35 GT-Rと991ポルシェ・ターボS、 純正同士は何処まで早くなる?

R35 GT-Rと991ポルシェ・ターボSの純正争いが熱い。
純正でもまあまあ早いのですが、ドラッグタイヤにE85燃料の組み合わせで、ほぼ限界までマップを作っていると思われます。

Youtube上では、R35 GT-Rが9.66秒, 991 Porsche turboが9.986秒が世界記録になっています。

過去、ドラッグレースの全盛期でも、市販車両で9秒台は夢のような記録でした。

チューナーの間でも市販車両で9秒台の記録が無いと加入すら出来ないのがRH9(Record Holder 9)で、そのロゴが貼ってあるだけで怯えた時があったくらいですから。(笑)

それがサスセッティングとブーストアップだけで、純正の車が続々9秒台に入るとは....すごい時代になりましたね。

 
 
 

2015年3月22日日曜日

[JP] R35 GT-R ぶっ飛ばすと燃費は1.5km/L


ブーストアップのR35 GT-Rをぶっ飛ばすとその瞬間燃費は?
確認してみました。















フル加速しながら片手で撮影・・・・おいおい危ないことするな・・・
そしたらなんと、100km行くのに65.6リットルが必要だとか!
1リットルで1.52kmって訳…恐ろしいすぎるぅ。
 
ですが、最大ブーストを掛けずに走れば、10km/Lも可能では有ります。
 
R35に乗ってそこまで我慢できれば、の話ですがね・・・



conditionNormalBoost-up
official7.7~8km/L
Street약5.5km/L

Highway
90km/h10.5km/L
110km/h9km/L
Ultra high2.5km/L1.8km/L
Track (circuit)1.6km/L1.1km/L

実際の走行に基づいての燃費はこれくらいではないでしょうか。

ちなみに自分の平均燃費は約4kmです。
 

[KR] R35 GT-R 고속주행시의 흡기온 및 엔진오일온

 R35 GT-R로 흡배기 모두 순정인 상태에서, 부스트업된 상태로 고속주행시의 흡기온과 엔진오일온을 살펴보았습니다.

로그는 COBB의Access Tuner로 기록.



















Outside temp. 8℃

Spec: Stock intake+Muffler, Boost-up, 620ps, 86kg/m
Speed
Intake Air temp
Engine Oil temp
Coolant temp
100 km/h
20.1 ℃
56.2 ℃
54.1 ℃
150 km/h
19.5 ℃
56.2 ℃
54.1 ℃
200 km/h
19.5 ℃
55.9 ℃
51.5 ℃
250 km/h
19.5 ℃
55.9 ℃
52.7 ℃
300 km/h
19.5 ℃
56.2 ℃
52.7 ℃
62.1 mi/h
68 ℉
190 ℉
183 ℉
93.2 mi/h
66 ℉
190 ℉
183 ℉
124.2 mi/h
66 ℉
189 ℉
174 ℉
155.3 mi/h
66 ℉
189 ℉
178 ℉
186.4 mi/h
66 ℉
190 ℉
178 ℉

기온이 8℃로 약간 낮은 편이긴 합니다만, 100킬로부터 300킬로까지 매우 안정된 모습을 볼 수 있습니다.
 
높은 부스트를 쓰면서 최대한 단기간에 흡기온을 떨어뜨릴 필요가 있는 드래그레이스에 참가하는 것이 아니라면, 부스트업 정도로는 인터쿨러와 라디에이터 업그레이드는 필요 없을 것으로 보입니다.

나중에 서킷 주행을 하면서도 확인을 해보고자 합니다.
 

[JP] 高速走行時の吸気温及びエンジンオイル温を覗いてみた。

 R35 GT-Rで吸排気とも純正のまま、ブーストアップのみしている車の高速走行時の吸気温とエンジンオイル温を覗いてみました。

ログはCOBBのAccess Tunerで取っています。



















Outside temp. 8℃

Spec: Stock intake+Muffler, Boost-up, 620ps, 86kg/m
SpeedIntake Air tempEngine Oil tempCoolant temp
100 km/h20.1 ℃56.2 ℃54.1 ℃
150 km/h19.5 ℃56.2 ℃54.1 ℃
200 km/h19.5 ℃55.9 ℃51.5 ℃
250 km/h19.5 ℃55.9 ℃52.7 ℃
300 km/h19.5 ℃56.2 ℃52.7 ℃
62.1 mi/h68 ℉190 ℉183 ℉
93.2 mi/h66 ℉190 ℉183 ℉
124.2 mi/h66 ℉189 ℉174 ℉
155.3 mi/h66 ℉189 ℉178 ℉
186.4 mi/h66 ℉190 ℉178 ℉

気温は8℃で多少低めですが、時速100から300キロまで非常に安定しています。
 
高ブーストを使いながら出来る限り短時間で吸気温を落とさないといけないドラッグレースではない限り、ブーストアップ程度では、インタークーラーやラジエーターのアップグレードは要らないでしょう。
 
後でサーキット走行しながら、改めて確認したいと思います。
 
 
 
 
 
 

2015年3月17日火曜日

[JP] 純正R35 GT-Rの弱点 : GR6トランスミッション (Transmission) トラブル

2015年6月27日Updated


熱によるトラブル

R35 GT-RのGR6トランスミッションは、35 GT-Rは真夏の都心で110℃を超えたり、サーキット3週ほどで限界の140℃を超えてしまうくらい、純正の熱対策は貧弱です。トラブルのほとんどはこの発熱が原因と思って良いでしょう。

発熱によるトラブルは以下のような問題が考えられます。

1.オイルシールの硬化・破損
オイルシールが硬くなり、一般的な圧力でも耐えられず敗れてしまいます。
また、社外の強化品を入れても、同じ現象を起こす場合があるので、いい加減に作られた強化製品よりは、中古の純正を使った方がマシです。

2.熱によるソレノイドの故障
高熱でソレノイドの内部の磁石が弱まってしまい、バルブの動きや油圧の制御が正常じゃなくなり、バルブの位置が基準範囲から外れたら直ぐ故障コードを出して走行不能になります。

この場合でもバルブボディやポンプのソレノイドの交換で治ります。
ですが、日産はこのパーツを外部に売ってくれないため、メジャーなチューナーでもパーツ取りのミッションから正常に動くパーツを取って大事に再使用したり、品質に不安がある社外品を使わざるを得なくなっているのが事実です。

日産はミッションに関する全てのトラブルについて、「ミッション丸ごと交換で300万円」と言う無責任な態度のままです。GR6は800psまでも耐えてくれる丈夫に作られたものでは有りますが、もう他のメーカーのDCTと比べて特別とは言えない、一般的なものとなりました。
なのに、ゴムのシールの破損による単純な故障でも、「300万円」と言ってくるのは、どうも納得いかないですね。

解決案
追加のDCTクーラーをつける

 
粘度のミッションオイルによるトラブル

1.1速とRの入りが悪くなる
これはギアの保護ばかり考えて、純正より高粘度のオイルを入れる時、頻繁に起こります。
自分を含めて3台のR35がMo**sのミッションオイルを入れてからこのトラブルを経験しました。純正及び純正に値する粘度のオイルに変更して3台とも直りましたので、間違いないと思います。

2.ミッションやエンジンオイル温が上昇してしまう。
高粘度オイルは抵抗によって流速が遅くなり、流量も減ってしまうため、必然的に温度が上がってしまいます。

解決案
純正か純正と同じ粘度のオイルを使う。


短期燃調(STFT)の悪化による変速ショック
R35はECUに、DCT変速時の基準テーブルを持っていて、エンジンが変速タイミングで出力を判断して何Nmでクラッチを締結するかTCMに要請するようになっています。
ですが、短期燃調が大きく外れると、要請トルクと実際のトルクの間の誤差が大きくなり、その分変速ショックが大きくなってきます。


短期燃調(STFT)
125%Bad
110%Not bad
105% 
100%Good
95% 
90%Not bad
75%Bad


100を基準として上は薄い(Lean)、下は濃い(Rich)状態です。

全負荷時の時、短期燃調が+-5%以内に収まると、変速は非常にスムーズな状態になります。
吸排気が純正のままの場合にはこの範囲内になっています。

+-5~10%以内になると、多少のショックを感じます。

+-11~25%になると、変速ショックは付き物となります。

全負荷時+25%はかなり希薄な状態で、エンジンブローの原因にもなります。

では、どういう時に短期燃調が外れるのでしょうか。

1. COBBの基本データをそのまま使っている
2. 現車マッピングの時にMAFキャリブレーションを行っていない
3. 吸排気を変更したのにMAFキャリブレーションを行っていない

そう、吸気フィルターを変更するくらいでも、かなり変わってきてしまうのです。

 これは、HKSの純正交換タイプのフィルターと、パイピングキットだけを入れたR35の短期燃調です。普通にやっている吸気チューンですが、これだけで113%を超えているのが分かります。勿論ギクシャク感もそれなりに有ります。

エアクリーナーボックスを撤去したり、強化燃料ポンプに変更したりすると、誤差はもっと大きくなってくるので、MAFキャリブレーションは必ず必要になります。

無視するとどうなる?
クラッチの減りが激しくなり、ギクシャク感がどんどん酷くなって行きます。
出力によって異なりますが、10,000~20,000kmほどの走行で、クラッチのOHが必要となって来ると思います。
 

MAFキャリブレーションをするとどうなる?
この車は強化ポンプ、純正交換フィルター、パイピングを入れていて20%以上外れていたのですが、キャリブレーション後には+-3%以内に収まってくれているのが分かります。

変速ショックが大きい場合は、短期燃調をモニターリングしてみましょうね。


ミッションOH時には、ミッション強化や油圧アップも行おう。
ブーストアップ以上で、ミッションOHが必要になってきたら、以下の作業も行った方が良いです。
  •  クラッチディスクを6枚から7枚に増やす
1枚の追加により、クラッチにかかる負荷が分散され、耐久性がよくなります。
  • 油圧ポンプを架空して油圧アップする
変速がより素早く、スムーズになります。フィーリングだけではなく、耐久性にも影響します。

ただ、この架空がマトモに出来るショップは限られているので、良く確認した方が良いと思います。いい加減な架空をすると、油圧関連の色んなトラブルに会いますので、検証されてないショップでは絶対しないこと。

 


その他の細かいトラブルと豆知識

油圧シールの組み立て不良による破損
たまに発生しています。ほとんどが1万km以内で発見されるため、ミッションのアッセンブリーごと交換してもらえます。


Gear position select pistonのコーティング損傷や鉄分の蓄積でACMが作動不良
蓄積された鉄分がピストンのコーティングを剥がして、その隙間にまた鉄分が浸透して、最悪の場合ピストンの固着が起こって、変速出来なくなるトラブルが発生します。

対策
ミッションオイルの交換の度にピストン部を分解し、きれいなオイルに沈ませて内部を洗浄、鉄分を磁石でとり、ピストンを検査して僅かな剥がれが有る場合は軽く練磨して直してもらいます。

最悪のパターンを経験したチューナーの場合は、オイル交換の度にクリーニングするようにお勧めしているのですが、サーキット走行などが無いのなら、オイル交換3回にクリーニング1回くらいの割合で十分かと思います。

参考として、NHPCはクリーニングについて「要らない」という立場です。



実際のクリーニングを見させて頂きましたのですが、2万kmでも鉄分はそんなに無いものの、意外と一個のピストンのコーティングが若干剥がれていて、軽く練磨して上げました。


Gear position select pistonの回転防止用のクリップ(純正対策品)の挿入
シフトソレノイド側のシフトフォークに異常摩耗やが発生、振動によってピストン(ソレノイド)が回転し、磁気センサーが位置を読めなくなって、6速が入らなかったり、6速からギヤが抜けなくなって偶数段が入らなくなったりします。

2009年末のモデルからはこのクリップが追加されていますが、East Asiaモデルは表面的な年式と生産時期が一致しないため、注意が必要です。

日産純正のパーツで、品番は32886-KB50Aです。
上記の写真が装着された状態で、クリップは真ん中のゴールドの四角のものです。
NHPCの整備士でもその事実を知らない場合があるので、ミッションオイルの交換の際には必ず要請するようにしましょう。


クリーニングの後、回転防止用のクリップを挿入している状態。


Counter gearのC ring離脱防止キットを装着
Input gearとoutput gearを繋ぐカウンターギヤ(フロントドライブギア)の先に装着されているCリングが外れて、カウンターギヤまでが外れてしまうトラブルがあります。新型のミッションではシャフトをもっと長くして外れないようになっています。

装着にはミッションを下ろす必要があるため、初期型のオーナーなら強化かオーバーホールの時に付けて上げればと思います。ただ純正パーツには設定が無いため、別途のチューニングパーツを購入して装着する必要があります。

原因ですが、完全に停止する前に前進と後進を切り替える時と、タイヤが空転している時のアクセルワークで破損するのでは、という意見も有ります。


2015年3月8日日曜日

[JP] R35 GT-Rに高粘度のミッションオイルはトラブルの元

トラブル炸裂してます!

R35 GT-R用のミッションオイルとして高粘度のものを入れてから、特定の段数が入らない!というトラブルが報告され続けています。

オイルメーカーは高性能のチューンドカーなら高粘度を使って当然という立場ですが、それはあくまでも「ギヤを保護する」ことに限っての話です。

R35のミッションオイルはギヤの保護以外にも、油圧でいくつかのソレノイド(ピストン)を動かし、クラッチの制御も行っているのですが、この際、粘度が高いオイルは抵抗となってしまい、作動のタイミングがずれたり、ソレノイドを動かし切れないのだと思われます。

具体的には、
-1速に何度かトライして失敗し、2速に入ってしまう。
-リバースに何度かトライして失敗し、エラーコードを出してミッションが完全停止し運行不能になる。(ECUのリセットが必要)
-走行中にギヤが抜けてしまう。

複数の車で、主に冷間時に同じトラブル報告がされているので、これはかなり深刻な問題かと。

私の場合でも25,000kmまで 全く問題無かったのですが、Moty'sのDCTfを入れてから冷間時1速とRが入らないトラブルがたまに起こるようになりました。特にRで失敗すると「ディラーに連絡しろ!」と出て、ミッションが全く動かなくなるため、アクセスポートでリセット出来ないオーナーは、レッカーのお世話になるしか有りません。(これだけはアクセスポートがEcuTekより優れた部分ですね(笑))

2014年式の5千kmの知り合いの車もモティーズ(Moty's)のDCTfで同じトラブルが発生し、純正に戻したら治ったので、同じ現象の人は大人しく純正のDCTfに戻した方が良いと思っています。

その他、シフトチェンジの時の動きにも影響を与えて、変速ショックが大きくなるというチューナーもいます。

個人的には、ミッションの音も愉快ではない高音に変わったことも嬉しくなかったです。(苦笑)

エンジンオイルも同じく、高粘度を入れると流速が落ちて、時間あたりの流量が減少するため、オイルの温度は必然的に上がってしまいます。

従って、サーキット走行の時は純正エンジンオイルと同じ粘度のオイルを選んだ方が無難かと。
日産純正:0W-40
NISMO COMPETITION:5W-40

また、サーキットではオイルゲージの1/3までオイル量を抑えれば、オイルがクランクシャフトに当たらなくなるため、オイル温度が2~3℃ほど落ちてくるという点も覚えておいた方が良いでしょう。

可愛くない日産さんですが、R35 GT-Rにオイルは非常に敏感な部分であって、その指定には必ず理由が有る、ということを頭に入れてオイルをお選び頂きたいと思います。


[KR] R35 GT-R에 고점도 transmission oil은 트러블의 온상

R35 GT-R용 미션오일 중 고점도 제품을 넣고 특정 단수가 안 들어가는 트러블이 반복적으로 보고되고 있습니다.

메이커에서는 고성능 차량에는 당연히 고점도 미션오일을 넣어야 한다고 주장하지만, 이것은 어디까지나 기어보호의 측면 만을 보았을 때의 이야기이죠.

R35의 트랜스미션 오일은 기어 보호 목적뿐 아니라, 유압을 통해 여러가지 솔레노이드(피스톤)을 움직이고, 클러치를 제어하고 있는데, 이때 점도가 높은 오일은 저항으로 작용하여 작동 타이밍이 어긋나거나, 솔레노이드를 제대로 움직여 주지 못 하는 것으로 보입니다.

구체적인 증상으로는,
- 1단이 들어가지 않고 여러 번 시도하다가 2단으로 들어간다.
- 후진이 들어가지 않고 여러번 시도 후 실패, 에러코드를 표시하고 운행불가가 된다.(닛산에서 리셋 필요)
- 주행중 기어가 빠져 버린다.

복수의 차량에서 주로 냉간시에 동일한 트러블이 반복적으로 일어나고 있으므로, 이것은 꽤나 심각한 문제라고 보여집니다.

실제 제차도 Moty's의 DCTf를 넣은 후, 1단과 후진이 들어가지 않는 현상이 나타나기 시작했습니다. 특히나, R에서 페일이 나면 '딜러에게 연락해!'가 나오면서 미션이 완전히 움직이지 않습니다.액세스포트가 있다면 바로 ECU리셋 만 하면 되겠지만, 만약 그런 것이 없는 일반 오너라면 렉카에 싣고 NHPC로 들어갈 수 밖에 없습니다. (액세스포트가 EcuTek보다 좋은 몇 안 되는 장점이죠...)

2014년식 5천km 인 지인 차량에서도 Moty's의 DCTf로 바꾼 후 같은 트러블이 일어났는데, 순정으로 되돌렸더니 정상으로 돌아오더군요.....저도 순순히 순정으로 바꿀 생각입니다.

그 외에도 오일온이 높아진 이후의 미션음이 유쾌하지 않은 고음으로 바뀌는 보너스도 있다는....ㅡㅡ

엔진 오일의 경우에도, 고점도를 넣으면 유속이 느려져서 시간당 유량이 낮아지기 때문에, 결국 엔진오일온이 올라가는 결과를 가져오게 됩니다. 따라서, 서킷 주행시에는 오히려 순정오일과 동일한 점도의 오일을 선택하는 것이 바람직합니다.
닛산 순정:0W-40
NISMO COMPETITION:5W-40

또한,오일게이지의 1/3지점까지 오일량을 낮추면, 오일이 크랭크샤프트에 직접 닿아서 오일온 상승을 2~3도 가량 막을 수 있으므로, 시도해보실 가치가 있습니다.

R35 GT-R에게 오일은 매우 민감한 사안이며, 닛산이 지정한 점도에는 반드시 이유가 있다는 것을 기억하고 오일을 선택하시기 바랍니다.


[KR] R35 GT-R에 부스트컨트롤러는 금물!



이것은 풀튠시의 부스트 그래프로, 정점 이후 마지막까지 깨끗한 라인을 보실 수 있습니다.

만약 당신의 부스트 그래프가 요동을 치고 있다면 이것은, 흡기 타이밍이 적절하지 않거나, 낙의 발생으로 ECU가 부스트를 낮춘 것을, 외장 부스트컨트롤러가 강제로 끌어 올리고, 이를 다시 ECU가 끌어내리는.....원래 부스트컨트롤러의 작동원리이기는 합니다만, R35에서 만큼은 '부스트 제어의 충돌'이라고 말할 수 밖에 없습니다.

R35 GT-R의 ECU는 적극적으로 부스트를 제어하여 언제나 동일한 출력이 나올 수 있도록 컨트롤하고 있는 것은 물론, 낙(Knock)을 보다 적극적으로 회피하여 엔진이 깨지지 않도록 합니다.

그러나, 외장 부스트컨트롤러를 장착하면, ECU가 이상을 감지하여 점화시기를 늦추고 부스트를 급격히 빼는 낙회피 제어까지도 방해해 버리기 때문에, 고부하 주행에서는 엔진 블로의 위험성이 높아지게 됩니다.

하이옥테인(고급) 개솔린의 경우에도, 그 옥탄가는 브랜드와 생산시기에 따라서 달라지고, 경우에 따라서는 주유소의 저장 상태에 문제가 있거나, 조악한 휘발유를 혼합하는 불법행위도 있을 수 있기 때문에, 지금까지 주행에 문제가 없던 맵이라 해도, 언제든 낙의 위험에 노출 될 수 있습니다.

따라서, R35 GT-R은 터빈 교환 등으로 아주 높은 부스트를 사용하는 경우에도, 순정제어를 살려서 세팅하는 것이 바람직합니다.

[JP] R35 GT-Rには社外製のブーストコントローラーはNG



この写真はフルチューンの時のブーストのグラフで、最後まで乱れない見事なラインを見せてくれています。

もし、あなたのブーストグラフが大きく乱れているのなら、それは吸気や点火タイミングやノックの問題でECUがブーストを抑え、それを社外ブーストコントローラーが強制に引き上げ、 それをまたECUが抑える・・・元々のブースコンの作動原理でも有るのですが、R35でだけは「ブースト制御の衝突」としか言いようが有りません。

R35 GT-RのECUは積極的なブースト制御でいつも同じ出力が出るようにコントロールしているのは勿論、ノックを積極的に回避してエンジンが壊れないようにしています。

ですが、社外製のブーストコントローラーを入れると、ECUが異常を感知してリタードとともにブーストを急激に下げる回避措置までをジャマしてしまうため、高負荷走行ではエンジンブローの危険性が高くなってしまいます。

勿論、信頼できるチューナーさんなら、そういった部分までを考えてセッテイングできるはずなので大丈夫だと思いますが、純正ではあり得なし危険に露出されるには違いがないため、タービン交換などでより高めのブーストを使う場合でも、出来れば純正の制御を活かしてセッティングしてもらった方が良いでしょう。



[JP] R35 GT-R ECU TUNING : アクセスポート Default vs Custom MAP

ユーザーフレンドリーな設計でR35 GT-RのECUのチューニングに選ばれているCOBBのACCESS PORTの基本マップとダイナモで実車マッピングを行った場合の出力特性を見てみましょう。




仕様 : 純正吸気+純正タイプのAir filter
Light blue: Stock (East asia)
Green: Stock (Japan)
Pink: Access port stage2 97 RON
Dark blue: Custom map with access port

 


仕様 : 純正吸気+純正タイプのAir filter
Green: Stock (East asia)
Violet: Access port stage2 97 RON
Light green: Custom map with access port

紫色のトルクはまるでロータリエンジンみたいですね。
急激な上昇を抑えて、安全ながら扱いやすくしたかっただろうと思われます。
ですが、数字的にはNissanの日本仕様とほぼ変わっていません。実際のブーストを見れば、約0.9kg/cmで純正より0.1barほど高くなっただけです。

日本仕様に比べてEast asia仕様の出力が出てないのは、恐らくハイオクガソリンの品質に不安が有るからでしょう。

アクセスポートを使う際に注意すべきことは、RON102のマップはハイオクでも普通にノックが発生するという点です。
高負荷の時でも約3度のリタード(Knock sumで-768)までは許されますが、これが頻発するかそれ以上になるとセーフ(Hi det)モードに入ってしまいます。

実際に102 RON MAPでは7度ものリタードが入ったりします。

ACCESS PORTは最近基本になっていて純正ECUでも使われているVE制御を、わざわざTPに戻して制御しているため、不利だと言われています。

(ここからはEcutekでセッティングをしてみてから、書き換えました)

アクセスポートの目に見えない一番の問題点は、ブーストコントロール部分が未完成であることです。


純正のブーストコントロールは、目標ブーストテーブルとWastegate DutyテーブルとWastegate angleとその補正テーブル、Boost error(ブースト誤差)による2種類の補正テーブルなどが連動していているのですが、Cobbのアクセスポートでは単にWastegate Dutyテーブルだけ変更出来るため、荒い制御しか出来ません。

全てのテーブルをコントロールすれば、純正でも1.67 barまで何の加工なく使えるのですが、ACCESS PORTでは同じ状況でも1.3~1.4barで終わってしまいます。

TCMの書き換えとタッチポイント変更が自由に出来ることと、エラーの時のリセットが可能なため、個人ユーザーとしては捨て難い部分も有りますが、まともにセッティングしたいのなら、Access portは諦めた方が良いと判断しています。

ツールとしての完成度から見ると以下のようです。

Ecutek, Motec,Syvecs > 純正書き換え > Cobb Access port